第7章 リスボン最終日

その1)現地調達の恋人=ポルトガルギター

 

最終日。 
今までのNY,CUBAの初回の帰りとはまったく違う気分にMACHAKOは包まれていました。
実は帰りの飛行機に乗る前まで。どきどきがおさまらなかった。
というのは、
ポルトガルギターの「カラコル一号」君を無事に日本に持ち込むことができるのだろうかと、本当にどきどきでしたので。

その数日前、
とうとうめぐりめぐって(まったくもってなかなか本当に売ってなかった・・・・・)
ポルトガルギターを買って帰ってきた時のことです。
そのギターを買ったところのおにいさんはすんごく良い人でした。
朝、買いにいって、
「もうすぐ日本なんだ~~」というと、
「俺がこのギターを君のギタリストに向けて、最高に弾きやすいようにしておいてあげるから半日預からせてくれ」
といい。
メンテナンス?っていうのでしょうか?

ただ(おお~~~!!)でやってくださいました!!!!!
そのギターをしょって帰る時、シアードのあたりを闊歩していると
「みろよ!アジア女性のギターラポルトゲサ弾きだぞ!!!!!!!!」

まじで、注目の的もいいところ。。。

宿までの間、何度指をさされたことか。さすがにこれはMACHAKOもはずかしかった・・・・・・

宿のおっちゃんたちはいいました。

「とうとう狂ったのか!?」

それまでも、部屋の中でファドを歌い続けるおかしなジャポネーザ。ということで、その宿の中でMACHAKOは相当に注目を浴びていましたが。
たぶん、ファド好きという以外にも、理由があって、
それは、必ず一日一回はおっちゃんたちを「笑わせていた」からかもしれません。。。。

MACHAKO、話は飛びますが冗談大好きです。
ポルトガル人や、ブラジル人に「ウケることはないか」と常にネタを探していました。実は「同じ宿に泊まってる人をネタ」にかなりおっちゃんから笑いを取ってました。
 (ここに書くのはもう、枚数制限の関係もあるので、また会ったら聞いてくださいな。)

でもとりあえずそれらはウケてて、毎日おっちゃんからは面白おかしく過ごさせてもらいました。
なんでかしらないけど毎日頭をなでてもらっていました(笑)
一人からは、「結婚してるのか~?俺は離婚済みだよ」と下のビールを飲む所でちょいと言いよられました(笑)
これには、まいった・・・・・

 そんな中、ポルトガルギターを買って帰ってきたときばかりは、おっちゃんも心配そうに。
 「これ、持って帰れると思って買ったのか!?」と聞いてきたのです。神妙に・・・

MACHAKOはカラコルを手に入れた喜びもつかの間。

「え?もって帰れないの?」
「たぶん、難しいぞ~~~」
おどすおっちゃん。

しかも3人おっちゃんが集まってなにやらひそひそ。相談を始めました。
 「どうするんだ?本当に買っちゃって~~~」としまいには
「攻撃」してきました。なんで~~~~~!!

こわくなったMACHAKOは日本の師匠に電話。
・・・・・・・つながりません。

しょうがないので、D氏に電話。 
つながりましたが

「そんなこと知るか!日本にいる間に、んなことは、確かめてから買えよ!」(そのとーり)  と怒られました。

鳥雅のリーダーLさんなんか 「船で運んでもらえ、乗組員と今から仲良くなれ!」という助言(← これはさすがに無理・・・・)。 

最後の頼みの綱はファド大先輩であるT・T氏。

さすがに優しいT・T氏は、深夜であるにも関わらず電話に出てくださり 

しか~~し第一声
「買ったんですか、、、、・・・・チャレンジャーですねぇ」 

おいおいおいおいおい・・・・・ココに来てまでチャレンジャーだったのかあたしは・・(再度確認。)

「あの~~師匠が買って持って帰れるって言ったんですけど、電話に出てくれません」

T・T氏は、どうにかこうにかこうしたらきっと持ち帰れるよというまっとうな方法を伝授。  しかし・・・・・・結構そのまっとうな方法にMACHAKOは自信がありません。 (単に、それはたいへんに面倒くさい確実方法であった・・・すみませんっ)

もうあきらめて、すごすご部屋に戻りました。

そしてやったことは  ウマルジュポルトゥゲシュの前奏を弾くこと。(どうしてそうなるのか・・・・自分でもわからん)

「おお~~~~~私でも弾けるっ!!!!」  ポルトガルギターを琴のようにベッドに置いて、弾く女。

どこにこんなやつがいるんだ。 しかも 超独学!? 

でもMACHAKOはその方法でウマルジュの前奏を一日でマスターしました!!!!!
(今は。自信をもって、できませ~~ん!なんであの時はできたんだろう・・・・・・) 

気を良くしたMACHAKOはそのまま恋人との記念撮影。
携帯カメラを自分撮りモードにして、恋人を抱くような格好でまずは撮影  (お~~~これで完璧な恋人だぞっ!!!!)
・・・・・一枚で喜んでいるわけにいきません。 数々のポーズで撮影!!!! 

だってようやく手にいれたんですから・・・・ 

キスするは、頬を寄せるわ、一番新しい恋人なので、それはめろめろでらぶらぶたいへんです。 (・・・・・・・・・・) 

そんな事してるうちに我々には
体を通しての「一体感」が生まれていました。(・・・・・・・・・・・・・・・・・勝手にしろという感じ?)

「この人とはもうずうっと一緒・・・・」

 「このポルトガルギターをどうやって持ち帰るか」 なんて忘れている(いいのか?)、ラテン気質なMACHAKOなのでした。

 

 

その2) とうとう帰国の日

 

そして、バイロアルト最終日ファドの夜を終えて、目覚めたMACHAKO。
宿のおっちゃんに別れを告げ、いつもMACHAKOのビールを内緒で「冷蔵庫」にいつも預けてはひやしておいてくれたメイドの女の子に別れを告げ(昼の観光がおわると毎日一本空けていた)。

トランクいっぱいの荷物。
そしてPギター
そして、手荷物を2つ。

絶対「多すぎっ」てわかっちゃうまま。チェックインカウンターに行きました。

どきどき、どきどき、どきどき、
好きな人とデートするよりも、どきどきが大きい。

やっとの思いでちぇっくイン~~~~~~!!!

「お客様!」
どきどきっ
「はい」


「お客様の」
どきどき
「カウンターはここではありません!」

がく~~~っ

全然違うところにずうっと並んでいた模様。(ああ~~~~~)
そこからかなり離れたところまでまた荷物を運ぶあたし・・・

「お客様~~~~!マサコアサイ~~」
今度はなんだろう、、、どきどきどき
「忘れ物です」

なんと、

「全財産を入れたポーチ」(約30万円)
をカウンターに忘れたまま移動してしまった!!!

あああ~~~~(こんなことが以前、キューバ行きのカンクンでもあった・・・)

そのあと正しいカウンターに行き。

どきどき、どきどき
したのもつかの間です。

その荷物の多さに関わらず
一発クリア!!!!!
なんだよ~~~ぉ。全然楽勝じゃん~~。


うきうき♪

機内持込荷物3つまでOKでました!やった~~~。

余裕で、税金フリーショップで最後のお買い物をしていましたら

「ハローーー」
見知らぬ白人女性がにこにことこちらに声をかけてきました。

MACHAKO
「あやしいっ・・・・・ここにきてもしや最後の荷物チェックかい!」
と、また、
どきどき、どきどき・・・・・

しかしその女性が
「私あなたを知ってるの。あなたの歌ったファドが大好きだからメアドを交換したい!!!!また絶対にリスボンで会いたい!!」

ええ~~~~~~~~!!
どうやら最終日のタスタドシコで、私の歌ったファドを聞いたらしいのです。かのじょのハートの目をみて

「ああ、怪しい人ではなかった」と確認するMACHAKO

メアド交換する2人。。

「ねぇ、ドイツには、こないの???」
「たぶん、いかないなぁ」
「じゃあ、リスボンでまた絶対にあなたのファドを聴きにくるから、またリスボンに来てね!!あなたの写真をとったから送るね!!」
と彼女は言い、去って行きました。

最後まで気が抜けやしません。。。
もう「どこで誰が見てるか」わかったものではありません・・・・

なんでリスボンに来てまで見つかるのか・・・・・・
(ちなみにその彼女とはいまだメールしております)

そのあと、フランスを経由し(そこではギターはちょっといぶかしがられた)
エールフランスの荷物持っての1キロ移動の乗り換え距離にはまたまた泣かされ、(皆様も本当にこの距離にはお気をつけください)

でも機内食の焼きたてパンと、チーズと、ワイン(おかわりとかする)を堪能し。

MACHAKOは
無事に日本に到着しました。

税関のとこで「これは何ですか?」
といわれ

「ポルトガルギターです」
というと

「おお~~~これを演奏で弾くためにポルトガルにいったんですね♪」
といわれ
「はい!!」
と最後は「超大嘘つきなMACHAKO」でした。えへへ~。許して!

そんなわけで、、、、、
最後まで楽しい楽しい、ポルトガルエッセイ。(個人的には)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

現在、2009年 3月です。
MACHAKOは2009年3月末、
またしてもポルトガルに飛びます!!!!!
今度は、ポルトにも行ってきます!!!!!!!!

続きをおったのしみに~~~~~~♪

 

                                ⇒第8章へ

初めまして!ファド歌手の

浅井雅子です。ファドとの出会いは2007年。そこからたった一人での現地リスボン修行が始まったのです。ただひたすらに「ファドを歌いたい」という情熱に突き動かされて・・・続きを読む

 

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